日本における海外BtoBビジネスの状況について、実際に海外BtoBビジネスを行っている企業の社長、役員・部長クラスの方(一般社員以外)を対象に調査を実施しました。
ここではその調査結果のサマリーをご紹介します。
<海外BtoBビジネスに関する調査結果(輸出編)トピックス>
海外BtoBビジネスにおける輸出関連事業について、実際に海外BtoBビジネスを行っている企業の経営に携わる方にその実態を調査。
続いて、「輸出している商材は自社製品または自社サービスですか?」と質問したところ、「自社製品(40.0%)」と回答した方が最も多く、次いで「仕入れた商品(22.7%)」「自社製品と仕入れた商品の両方(15.0%)」「自社サービス(11.1%)」「販売代理契約を結んだ他社の商品(5.5%)」「販売代理契約を結んだ他社のサービス(3.6%)」と続きました。
輸出しているのは自社製品(自社サービス)が比較的多いようです。
- 輸出される商品(サービス)はさまざまだが、4割が自社製品(自社サービス)
- 輸出先の国も輸入先と変わらず。自社から現地の事業者(販売代理店)に直接輸出が多い
- 輸出による月間販売額にはバラつきが見られるものの、5億以上が次点の16.5%
- 代金は銀行から日本円で受け取りたい。その際には「手続きや手数料を抑えたい」の57.5%が最多
輸出されている商品やサービスを調査
海外BtoBビジネスを行っている企業の社長、役員・部長クラスの方(一般社員以外)1,004名に、どのような商材やサービスを取引しているのか具体的に伺いました。 ・主に絹物を輸送しています(20代/男性/東京都) ・フランチャイズビジネス、食材、商標など(40代/男性/東京都) ・輸入は主に印刷物(パッケージや販促グッズ)などだが、輸出は日本製のサプリや化粧品、家庭用商品(50代/男性/東京都) ・産業機械やその部品(50代/男性/滋賀県) などの回答が寄せられました。 海外BtoBビジネスによって、さまざまな商品やサービスが輸出されているようです。どこの国に、どのようにして輸出されている?
輸出による月間販売数について
代金に関する全般的な調査
代金については、どのような通貨で受け取りが行われているのか具体的に聞いたところ、 ・基本的に受け取る代金は日本円もしくは米ドルです。為替差益が発生するため極力使用しませんが、取引先との関係でやむを得ず米ドルを使用するケースもあります(40代/男性/広島県) ・円とドルを中心に、他はユーロなどを(50代/男性/東京都) ・ドル、ユーロ、RMB、ウォン、シンガポールドルなど(60代/男性/兵庫県) ・アメリカドルかスイスフラン(60代/男性/東京都) などの回答が寄せられました。 為替で変動するため日本円が多いようですが、アメリカドルなどの外貨で代金を受け取ることも少なくないようです。 続いて、海外取引先(海外のビジネスパートナー含む)からの主な代金の受け取り手段についても具体的にお伺いしました。 ・銀行やPayPalなど(50代/男性/愛知県) ・さまざまだが、海外口座への振り込みが多い。一部で小切手も(50代/男性/福岡県) ・現地に会社法人あるので現地の通貨で行っています(50代/男性/山形県) ・現地通貨で現地銀行にて保持(60代/男性/神奈川県) などの回答が寄せられました。 銀行にて取り引きすることが比較的多いことが分かりました。まとめ:海外BtoBビジネスを行っている企業の輸出事情
今回の調査から、海外BtoBビジネスを行っている企業の輸出事情が明らかになりました。 輸出対象商品は自社の製品やサービスと回答した方が最も多く、直接海外の事業者へ販売している企業が多いことが判明しました。 その際、代金の受け取りが発生しますが、費用的な問題に加えて手続きの煩雑さも抑えたい様子がうかがえる結果となりました。 海外BtoBビジネスにおいて、Payoneerは、海外取引先や世界の主要なマーケットプレイスからの支払いを外貨で受取り、複数のストアを一元管理するサービス(https://www.payoneer.com/ja/)を提供しています。 現地通貨にて売上金を引き出すことができますので、これから海外BtoBをお考えの方、既に海外BtoBビジネスを始めている方も、この機会に是非一度ご検討ください。関連記事もチェックしてみましょう
※記事は投稿時の情報を反映しています。情報が古くなっている可能性があることを予めご了承ください。- 【海外BtoBビジネス実態調査】コロナ禍や世界情勢、円安などの課題はあるが、年間売上は3割近くの方が20億円以上と回答
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