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オーストラリア人気通販『Catch(キャッチ)』で販売するためのPayoneerガイド
Catch.com.auは2006年に設立され、あっという間にオーストラリアを代表するEコマースマーケットプレイスに成長しました。このプラットフォームは、もともと「本日のお買い得」を紹介するサイトでしたが、年月を経て大きく成長し、現在では200万点以上の商品を取り扱い、オーストラリア国内にて170万人のユーザーにサービスを提供しています
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Payoneer中国チームが注目する仕入れマーケットプレイス Part1
日本でのEコマースビジネスの拡張と同様、中国でもアリババをはじめとするさまざまな仕入れマーケットプレイスが注目を浴びています。以下にPayoneer中国チームが気になるオンライン仕入れプラットフォームについてまとめてくれました。新しいオンライン仕入先として是非チェックしてみてください。
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フランスの大手ECサイト、CDISCOUNTで販売するために知っておくべきこと
この記事は、WeChatの公開アカウント「老狼观跨境」(WeChat ID e2euro)の許可を得て、複製されています。
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LAZADAストアをオープンするためのヒント
*注 以下の記事は中国語の原文を翻訳したものであり、一部中国セラー向けの内容・情報も含まれます。日本からの出店についてのお問い合わせは、直接Lazada(ラザダ)へご確認ください。
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Amazon Europeで始まった新しい支払受け取り口座認証制度 “Verify micro-payments”
Payoneerが提供する US Payment Service (米国決済サービス) をAmazon Europeでご利用になるカードホルダーのお客様が多くいらっしゃいます。
Amazon Europe (現在イタリア、スペインを除く)は支払いをUSドルに為替をして指定した口座に振込んでくれます。
そんな中、Amazon Europeでは新しいVerify micro-paymentsと呼ばれる、小額の支払いによって支払受け取り口座を認証する制度を導入いたしました。
このブログ記事ではPayoneerアカウントでどのように支払受け取り口座認証 Verify micro-paymentsを行うのかの手順をご案内したいと思います。
まだ PayoneerのUS Payment Service (米国決済サービス) 詳細をAmazon Europeに登録していない場合は、Amazon (アマゾン) Deposit Method登録方法を参考にして口座登録を済ませて下さい。
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今、注目すべきEコマースアグリゲーター
オンラインでブランドを立ち上げるのは、車輪を発明するくらい難しいことだと感じられるかもしれません。起業家たちは、素晴らしい製品を生み出すことに集中しています。しかし、製品を買ってもらうためには、Amazonのアルゴリズムからデジタル広告、SEO、フルフィルメントなど、自社のブランドや中核のビジネスとは、ほとんどまたは全く関係のないあらゆる分野の専門知識を身につけることが不可欠です。中小企業であれば、こういった部分をそれぞれアウトソースすると、あっという間に利益率を食いつぶしてしまうでしょう。しかし、それぞれの分野において膨大な情報量と知識が必要なため、すべてを自社で行うことは不可能ではないにしても、困難でしょう。そして、たとえ基本をマスターし、ブランドを立ち上げ、確かな売上を上げることができたとしても、事業を次のレベルに引き上げるのは難しいものです。そこでEコマース・アグリゲーターの登場です。
Eコマース・アグリゲーターとは?
Eコマース・アグリゲーターは、ロールアップ企業とも呼ばれ、ShopifyやAmazonなどのマーケットプレイスで販売していて売上の伸びているD2CのEコマースブランドを買収します。この手法は目新しいわけではなく、実店舗の世界でもロールアップ企業は存在していました。基本的な考え方としては、同じ業種の企業を多数買収し、リソースを共有することで、アグリゲーターは規模の経済性を生み出し、間接費を削減し、運用を最適化して収益を上げることができるというものです。すべてのアグリゲーターが実際にブランドを買収しているわけではありません。Eコマース・アグリゲーターの中には、ウェブサイトやアプリケーションを構築し、競合するブランド同士の複数の商品を掲載し、消費者が一箇所で複数の選択肢を簡単に比較できるようにしているものもあります。多くのブランドがオンラインで競合する中、消費者が商品を正確に比較し、十分な情報を得た上で意思決定を行うことができるよう、便利で効果的な方法を提供しているので、ブランドは自社の製品やサービスをより多く露出させることができます。
アグリゲーターのビジネスモデルとは?
ブランドを買収するEコマース・アグリゲーターのビジネスモデルでは、規模の経済のメリットに重点を置いています。アグリゲーターはその規模により、個々のブランドでは持てないようなリソースや専門知識を投入することができます。たとえば、多くのアグリゲーターは、Amazonでの売上を最適化する方法を検討し、Amazonのマーケットプレイスデータに隠されている「秘密兵器」の要素を特定するのに巨大な投資を行っています。それだけでも、他のブランドに対して大きな優位性になります。 Eコマース・アグリゲーターのビジネスモデルは、オペレーションの最適化や専門知識の蓄積に加え、検索エンジンにおける圧倒的な優位性に大きく依存しています(検索エンジンはその検索流入量の多さから、アグリゲーターにとって有利になります)。 アグリゲーターは、リソースを共有し、社内で専門性を構築していくことで、利益率を高め、リーチを拡大し、各ブランドが単独で出す利益の総計よりも高い収益性を実現しています。AmazonやShopifyなどのマーケットプレイスでの競争が激化する中、アグリゲーターの持つ優位性は非常に重要であり、近年、アグリゲーターの人気を上昇させる要因にもなっています。
大手Eコマース・アグリゲーター?
アグリゲーターは数多く存在し、それぞれが専門性や付加価値を有しています。以下に主要なアグリゲーターをご紹介します。
Thrasio
Thrasioは世界最大のEコマース・アグリゲーターで、最近の評価額は100億ドルとなっています。同社は、ホーム、掃除、子供向けアクティビティ、アウトドア、料理、フィットネスなど、複数の分野に注力しています。現在、Mixology、Turbo Mops、Brush Hero、Wise Owl Outfitters、Bikerooといった人気ブランドを擁しています。最近10億ドルの資金調達ラウンドが完了したため、さらに企業買収を進め、リーチをさらに拡大させる計画です。
Elevate brands
Elevate Brandsは、消費者主導型のAmazonブランドを買収し、その可能性を最大限に引き出します。同社は、セラーにとってできるだけシームレスなプロセスを実現することに特化しており、Essential Value、Will’s Wine、Active Chewsなどのブランドがポートフォリオに入っています。
Perch
Perchは、ホーム&キッチン、アパレル、ビューティー、おもちゃなどのライフスタイル製品を中心に、Satina、Azmed、Hot Pop、Homesteadなどの人気ブランドを擁しています。同社は買収したブランドに対して、エリア拡大、チャネル拡大、製品イノベーション、サプライチェーンの効率化など、マーケティングに関連するあらゆる支援を行なっています。
Growve
Growveでは、アクティブライフスタイル、ビューティ・パーソナルケア、栄養補助食品、健康食品・ライフスタイル食品、ホーム&レジャー、ペットケアや栄養分野のブランドを専門に取り扱っています。現在までに、25以上の世界的ブランドを買収し、運営しています。同社の500人を超えるチームは、デジタルマーケティング、クリエイティブサービス、マーケットプレイスとサプライチェーン管理、流通、製造、さらには規制や会計サービスなどの分野で強い専門性を誇っています。
Unybrands
Unybrandsは、Eコマース、Amazon FBA、D2Cのブランドを連続して買収し、テクノロジーとデータを駆使して、マルチチャネル・プラットフォーム上でブランドをグローバルに展開しています。同社は数多くの提携企業と協力し、長期的な成長と持続可能性に重点を置いています。
Win Brands Group
Win Brands Groupは、クラス最高のテクノロジーパートナーを活用し、世界で最も革新的なブランドの構築と拡大を目指す、D2C型のブランド拡大プラットフォームです。持株会社は、実績のある顧客重視の企業を買収し、シェアードサービス型プラットフォームを利用して、次のレベルに引き上げます。
Heyday
他のアグリゲーターと同様、Heydayは、トラクションを実証したD2C型の業者やブランドを買収し、発展させています。同社は最近、事業開発、技術発展、そして言うまでもなく、さらなるブランド買収のための投資として5億5,500万ドルを調達しました。アジア市場に注力しながら、サプライチェーン、データサイエンス、マーケティング、広告に大規模な投資を行う予定です。
まとめ
Eコマース・アグリゲーターが増加しているのは、Amazonのような大手Eコマース企業が手を引いた後も継続して、ブランドの潜在能力を最大限に引き出す支援をしているためです。技術系投資家や業界トップクラスの専門家にとって魅力的な存在であるため、Eコマース・アグリゲーターは今後もポートフォリオを成長、拡大させていくことが期待されます。
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Coupang(クーパン)で韓国向け越境ECの可能性を解き放つ
あなたが越境セラーで、まだ韓国での販売に進出していないのであれば、そろそろ始めてみてはいかがでしょうか。
それはなぜか?
韓国は、インターネット普及率の高さ、高い可処分所得や配送に適した人口が集中した都市部がある、世界第4位のEコマース市場であるため、実際、Eコマースは韓国最大の小売チャンネルとなっているからです。
CoupangとPayoneerをご利用になれば、このエキサイティングな機会を簡単かつシンプルに、そしてすぐに手に入れることができるのです。
もともと、韓国市場への参入は、特に韓国人ではないセラーにとっては難しいものでした。言葉や文化の違いが、この魅力的な市場に参入しようとする海外セラーにとって大きな障壁となっていました。幸い、韓国の大手EコマースマーケットプレイスであるCoupangは、このプロセスを合理化することで、海外セラーにも世界で最も強力な顧客基盤に手を伸ばせるようにしているのです。
それがどういうことなのか、興味がありますか?
ここでは、越境進出を目指すセラーにとって、韓国がどのような点で有利な国なのか、Coupangがどのように支援してくれるのかをご紹介します。
購買客が興味を持つ1,340億ドル規模市場への参入
2020年には1,340億ドル以上もの取引があると言われている韓国は、Eコマースに関しては圧倒的な強さを誇っており、現在世界第4位の市場となっています。韓国では、売上のうち、実に30%がオンラインによるもので (サービス関連の売上を除く)、同国はオンラインショッピング大国となっています。韓国は、その市場規模もさることながら、Eコマース事業者に多くの利点を提供してくれています。韓国に進出すべき他の理由は以下の通りです。
高いインターネット普及率
韓国はOECD加盟国の中でもインターネット利用率が高く、世帯の99.2%がパソコンや携帯電話などのデバイスでインターネットを利用しています。それほど多くの人口が画面を凝視しているのですから、オンラインビジネスが盛んなのも驚くことではありません。さらに、韓国のオンライン販売の68%以上がモバイルデバイスから行われています。これは、韓国人はいつでもどこにいても商品を購入できる状況にあることを意味しており、Eコマースセラーにとっては嬉しいことです。 可処分所得 アジア第4位の経済大国であり、一人当たりのGDPが43,319ドルである韓国では、消費者の可処分所得は、高いレベルにあります。
高い人口密度
テクノロジーに精通した韓国の人口は非常に集中しています。実際、ソウルには韓国の人口の約半分が居住しており、ソウルは人口密度の高い都市のひとつとなっています。これはCoupangセラーにとって特に都合の良い事実です。韓国人の70%がCoupangの倉庫から半径7マイル以内の場所に住んでおり、配送の点で競争力の高さを発揮しています。
海外商品の需要が好調 世界的な視野を持つ韓国には、外国人に偏見のない人が多くいます。さらに、韓国には多くの海外居住者が帰国していることで、韓国人の国際化に拍車をかけています。海外商品が韓国で非常に人気のあることは、特段驚くべきことではなく、KOSISのデータによると、越境ECからの購入量が前年比で一貫して増加中であることから、この需要の高さを示しています。2020年には、韓国では4兆ウォン相当以上の海外商品がオンラインで購入されました。2021年には、さらに13%増加すると予測されています。
韓国で売るべきもの
現在販売している既存の商品ラインで韓国市場に飛び込もうとお考えになるかもしれませんが、韓国独自のショッピング文化を考慮して市場進出を計画することがとても大切です。売るべき商品のアイデアを必要としていますか?ここでは、2020年の韓国における主要Eコマース商品カテゴリーをご紹介します。
ファッション – 韓国人の間では、ファッション関連商品が主な商品カテゴリとなっており、Eコマース全体の売上の27%を占めています。
食品およびパーソナルケア – 第2位の食品とパーソナルケア商品は、Eコマース全体の売上の23%を占めています。 電子機器およびメディア – 韓国のEコマース売上の19%は、電子機器やメディアの購入によるものです。
おもちゃ、ホビー、DIY – 韓国人は、おもちゃ、ホビー、DIY商品に大金を費やし、Eコマースの売上全体の18%を占めています。
家具および家電 – 最後に、家具・家電の売上は全体の14%を占めています。
韓国のプレミアECマーケットプレイス、Coupangのご紹介
Wiseappによると、Coupangは韓国で最も利用されているショッピングアプリで、1,700万人のアクティブユーザーが利用しています。今年初め、Coupangはニューヨーク証券取引所でIPO上場を果たし、韓国のEコマースのリーダー企業としての地位を確立し、韓国に世界の注目を集めるというミッションを公表しました。Coupangは、迅速な配送、容易な支払い方法、海外の幅広い商品セレクションで、韓国人にとても愛されています。さらに、Coupangの1-1セラーサポートや多言語プラットフォームにより、販売開始が非常に簡単になっています。これらは、2021年第3四半期のCoupangの為替変動を考慮しない場合の収益が、韓国の他のEコマースセグメントの2倍の速さで達成された理由のほんの一部なのです。
韓国での販売は、思ったよりも難しくない! 韓国語ができませんか?海外への販売経験がありませんか?
問題ありません。Coupangはそのグローバルな精神で、越境ECの支援を専門としています。多言語対応可能なスタッフとプラットフォームのおかげで、海外セラーは韓国で安心して販売することができます。韓国語を話せなくても、Coupangでスムーズに販売を行うことができます。もちろん、新しい市場への参入時には、単にその国の言語を話すだけでは足りず、現地の法令や物流などなど、さまざまな問題を解決する必要が出てきます。韓国市場に慣れていないセラーにとっては大きな障壁となりますが、Coupangでは便利なサービスプロバイダーネットワーク (SPN) をご用意していますのでご安心ください。
セラーはCoupangのSPNを参考にして、翻訳者、倉庫、認証機関、配送会社などをその中から探すことができます。
CoupangとPayoneerの提携は、海外セラーの方々に面倒なことを排除した、シームレスな決済エクスペリエンスをお届けするための、もう一つの大きなマイルストーンとなりました。これは、複数通貨取引の柔軟性や、より良いレートで利用できることを意味しています。
PayoneerのGreen Channel Programに登録したセラーは、Payoneerの専門的なサポートチームにより、販売開始プロセスがもっと簡単になります。
始めてみましょう
すぐに販売を開始したい方も、もっと詳しく知りたいという方も、まずはCoupangマーケットプレイスのウェブサイトをご覧ください。登録はとても簡単で、登録プロセスは無料です。 Eメールアドレス、電話番号、事業証明書 (前述の通り、韓国人以外の方でも問題ありません) だけです。サポートが必要な場合は、Coupang (helpseller_global@coupang.com) までお問合せください。
関連ページ
徹底解説!韓国最大級のマーケットプレイス『Coupang(クーパン)』
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もらって嬉しい、オーストラリアの父の日ギフトアイデア5選!
オーストラリアの父の日 (9月5日) がもうすぐです。オンライン・セラーにとっては、「南半球の国」に向けて販売し、9月の売上を最大化する機会となります。 オーストラリアは現在、売上高270億ドルで、世界第10位のEコマース市場となっており、オンラインビジネスを拡大していくには最適な国です。どこで販売するかですが、ほぼ間違いなく最も人気のあるマーケットプレイスは、オーストラリアの大手オンラインマーケットプレイスであるCatch.com.auです。170万人以上のアクティブユーザーがいるCatch.com.auは、グローバルセラーが新興市場で基盤を固めるには絶好の機会を提供してくれます。 Catchで販売をする方法については、Catchの無料ガイド(英語)をご覧ください。
今回は、オーストラリアの父の日に向けた、オーストラリアのお客様が喜ぶ、心躍る流行りのギフトアイデアをまとめました。 それでは早速見てみましょう。
1. アウトドア・レクリエーション用品
オーストラリアは、9月から春になります。自宅で仕事をしているお父さんには、生産性を維持するのに役立つアウトドア・レクリエーション用品がおすすめです。 屋外ビニールプール、庭用バレーボールネット、噴水マット、ビリヤードゲーム、玉入れゲームなどがおすすめです。今年はこれまで以上に、お客様は従来のものとは違うものを求めています。ですので、高級なネクタイや靴下を販売するのではなく、お客様が欲しいと思っているものを掘り下げてみましょう。コロナウイルスの蔓延により、オーストラリアの人々は、自宅の庭でできるアウトドア・アクティビティを求めています。そこで、アウトドア派のお父さんや、プールが好きなお客様をターゲットにしてみましょう。
2. スポーツ用衣類
スポーツが大好きなお父さんには、オーストラリア国民の誇りを持ち、エンドユーザーであるお父さんに国民の一人であることを感じてもらえるような、緑と金色のスポーツ用衣類を豊富に取り揃えておきましょう。Tシャツ、帽子、スカーフ、ビーチサンダル、ショートパンツなど、オーストラリアの国旗や緑と金のカラーをあしらったグッズを販売して、真のオーストラリア人の誇りを見せましょう。
3. 寝具・家具
オーストラリア国内で何百万人もの人々がステイホームをしている今、多くの家庭では部屋の模様替えが行われており、ぴったりな寝具や家具を探しているお客様がいるかもしれません。 スポーツをテーマにしたような寝具や、より快適な寝心地の特別な枕、リクライニングチェアやデスク、庭に置くテーブルとチェアのセット、バーテーブルなどのラウンジ周りに欠かせないアイテムなど、家の雰囲気を変えることができる商品を販売しましょう。
4. 音楽配信サービス
音楽が大好きなお父さんのいる、最近のテクノロジーが好きなお客様には、音楽のストリーミング配信サービスをおすすめします。これは間違いなく、ありきたりではない素晴らしいギフトアイデアです。イヤホン、Bluetoothスピーカー、カーオーディオなどの商品を販売しているのであれば、サービスと商品をセットにして販売することで、アフィリエイト契約につなげることができるかもしれません。 Amazon、Apple、Spotifyは、現在市場で最も人気のあるストリーミングサービスプロバイダーですので、お客様にこういったサービスを提供することで、父の日のギフトにしてもらえます。
5. ハイテクグッズ
もうすでに、靴下やネクタイを売るよりも良いものがあるということがお分かりいただけたと思いますが、今度はハイテクに詳しいお父さんのいるお客様をターゲットにしましょう。 ノイズキャンセリング機能付きイヤホン、アウトドア用スピーカー、シアターバー、大画面タブレット、ゲーム用ヘッドセット、VRヘッドセット、スマートウォッチなどの商品を揃えましょう。このカテゴリには、他にもたくさんの商品がありますので、こういった商品に限らず揃えてみましょう。
今年の父の日は、オーストラリア人が欲しがるものを推測するのではなく、オーストラリア人の購買傾向 (アウトドア、スポーツ、日用品、ガジェットなど) を調べて、売上アップを目指しましょう。2か月前に米国市場向けに父の日のギフトを宣伝していたとしても、オーストラリアのEコマース市場を見過ごす手はありません。オーストラリアの市場はまだ成長を続けていて、グローバルセラーのみなさんには、たくさんのチャンスが残っています。
Payoneerでオーストラリアでの販売が簡単になります オーストラリア市場への進出を検討中でしたら、Payoneerの安全で簡単なグローバル代金受け取りサービスがお役に立てるはずです。Payoneerのご利用で、Amazon Australiaやその他のオーストラリア国内のオンラインマーケットプレイスから豪ドルで支払いを受け、リーズナブルな手数料で、ご利用の銀行口座に国内通貨にて出金することができます。 Payoneerのアカウントをまだお持ちでない方は、以下のページからグローバル代金受け取りサービスの詳細をご確認いただけます。
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Payoneerでは、越境ECセラー、越境ビジネス事業者、フリーランサー向けのイベントやオンラインセミナーを随時開催しています。 Payoneerの公式Facebookや公式Xでも情報を発信していますので、併せてご確認ください。
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Eコマースビジネスで米国内のフルフィルメント業者を使うべき理由
編集者注: 本記事はSwyftのマーケティングスペシャリストであるAnjale Jayawardena氏によるゲスト投稿です。
Eコマースビジネスにおいて海外拠点を持つ選択をするのは、賢明な判断です。今日、多くの消費者は、好んで海外のマーケットから商品を購入するほどデジタルに慣れています。特に、送料が手頃だと分かったとき、あるいはセラーがオンラインマーケットプレイスを介して海外発送という選択肢を用意してくれたときです。後者については、セラーにとっては手頃な価格を維持することは大変なことでしょう。 eBay、Etsy、Amazon、その他のマーケットプレイス (自社ストアを含む) で販売している場合、様々な目的で複数のパートナーと提携することを選択することがあります。では、その提携リストにフルフィルメントセンターを入れない理由は何かあるでしょうか?以下では、なぜフルフィルメントセンターを入れるべきなのか、その理由をご紹介します。
海外の売上を強化
Eコマースのフルフィルメントセンターを利用する唯一の目的は、ビジネスの管理を簡単にするためです。フルフィルメントセンターで在庫を保管することで、特に海外拠点においては、商品へのアクセスが楽になります。お客様があなたのストアから注文したいと思ったときに、配送時間が長かったり、送料が高かったりしたら、すぐには注文せずに先延ばしにされることを想像してみてください。 フルフィルメントセンターで商品を保管・発送できれば、これまで商品を購入しようと考えていなかった人々にとっても、商品がより身近で魅力的なものになるでしょう。 商品のピッキング、梱包、発送を世界の各拠点にて自分で行う必要がなくなるので、商品をより早く、より手頃な送料でお届けすることができ、海外での売上を伸ばすことができます。
在庫の受け取りと保管
サプライヤーから注文の受け取り
受け入れエリアでの受け入れ
注文品と受け取り品の品質確認
期限切れのバッチを監視
在庫を棚へ格納 – 新しい商品を奥へ、古い商品はピッキングのために前へ
引用元: Primaseller.com
手頃な価格での配送を実現
最近の調査(英語の外部サイトへ) によると、約69%のお客様がオンラインチェックアウトの際にショッピングカートに入れた商品をキャンセルしています。その最大の要因の1つは、商品価格と同等かそれ以上の高額な配送料です。 サードパーティのフルフィルメントセンターを利用することで、お客様にとって嬉しいリーズナブルな配送料を提供することができ、Eコマースストアの優位性を高めることができます。
米国内のフルフィルメントセンターを利用することで得られるメリット:
注文された商品が配送先に届くまでの時間が、従来よりもずっと短縮されます。また、通関手続きや税金、関税などもセンター側で処理されるため、手をかける必要がありません。 さらに、コストと配送時間に基づいて配送オプションを選択すると、配送時間をまるまるカットすることも可能なので、お客様により手頃な価格を提供することができます。
注文のフルフィルメント
商品搬入
受け入れ
選別
棚入れ
受注
商品のピッキング
確認と梱包
ラベルを貼って発送
出荷
お届け
引用元: Netsolutions.com
高い拡張性
フルフィルメントセンターには、サービスを利用するために満たさなければならない、重量の上限や下限、商品ごとの数量要件はありません。フルフィルメントセンターに関しては、多くの人が「高額なので、軌道に乗っている企業にしか手が出せない」と考えているため、よく誤解されています。フルフィルメントセンターは、誰でも利用でき、事業を始めたばかりの企業も利用できます。フルフィルメントセンターでは、必要に応じて、季節ごとの売上によって取扱量を増やしたり、減らしたりすることもできます。 同様に、今後数か月で事業が急成長することが予想される場合にも、フルフィルメントセンターは新しい注文に対応し、ビジネスの拡大に合わせて対応できる能力を備えているため、お客様のビジネスの配送ニーズに最適なソリューションとなります。
返品や返金が容易
最後に、お客様が最も嫌うのは、高額で時間のかかる返品や返金のポリシーです。これは、国際配送の場合には複雑になります。フルフィルメントセンターで商品を保管することで、お客様は簡単に商品をフルフィルメントセンターに返品することができ、他のものと交換してもらうか返金してもらうかを選択することができます。いずれの場合もセラー側から各担当者に伝えることができます。 米国内のフルフィルメントセンターでは、高額な送料の負担や、返品時の複雑な輸出通関手続きを回避できるため、お客様にとってリスクは少なく、より高い保証を得られます。 フルフィルメントセンターでは、国外への配送が楽になるだけでなく、配送ラベルの作成や印刷も管理してくれるので、セラーの嫌がる時間のかかる作業を1つ減らすことができます。 送料や配送時間の削減、返品や返金の簡略化により、お客様にとって魅力的な独自セールスポイント (USP) を提供したり、返品時の商品紛失を最小限に抑えたり、他には、再発送時の税金がかからないようにする、在庫を最大限に活用するということが可能になります。こういったことは結果的に、付加価値を高め、収益の拡大につながります。
まとめ
今日のEコマースの世界では、「在庫の管理が追い付かなくなる前に、在庫の管理方法を学んだ方がいい」とよく言われます。 結局のところ、棚やラックにある在庫は、ビジネスへどれくらい投資しているかを表しています。在庫の追跡は、キャッシュフローにおいて重要なことであり、戦略的思考の指針となる、より複合的な分析をするのに役立ちます。
ビジネスの変革を始めようとしている方、米国内のフルフィルメントセンターの利用について詳しく知りたい方は、Swyftまでご連絡ください。Swyftは、アジアの企業向けに国際配送サービスを提供している会社で、10年以上にわたりEコマースブランドのグローバル化を支援しているフルフィルメントのエキスパートです。Swyftについて詳しくは、hello@swyft.lkへご連絡いただくか、同社のウェブサイトwww.getswyft.comをご覧ください。
Anjale Jayawardenaは、Swyftのシニア・デジタルマーケティング・エグゼクティブで、デジタルマーケティング、コンテンツ制作、制作物、ブランドマーケティングを担当しています。仕事のかたわら、料理をしたり、ペットのビーグルと遊んだり、ビーチでゆっくり過ごしたりしています。 SwyftのFacebookやLinkedInをぜひご覧ください。
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Payoneerでは、越境ECセラー、越境ビジネス事業者、フリーランサー向けのイベントやオンラインセミナーを随時開催しています。 Payoneerの公式Facebookや公式Xでも情報を発信していますので、併せてご確認ください。
Payoneer Japan公式フェイスブック:https://www.facebook.com/japan.payoneer/
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未来への加速。フィンテック&Eコマースの主な動向
今日のテクノロジーはますます高度化しており、私たち個人の生活だけでなく、買い物の仕方やお金の管理方法も変化しています。 先日開催されたデジタルビジネスのための24時間グローバルバーチャルサミット「Beyond」にて、Payoneerのダイレクト担当部長であるEyal Moldovanが、テクノロジーがEコマースの世界を急速に変化させていること、また、従来の銀行とフィンテック企業間の緊張関係が、デジタル起業家および国際起業家の金融ニーズに対応するためにどのように結びついているかについて話をしました。
ここでは、グローバルコマースの最新動向、今の新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックがこれらの動向に与えた影響などについて詳しく見ていきます。 セッションの全容をご覧になるには、以下をクリックしてください。
テクノロジーがグローバルコマースを変える
国境はもはやほとんど意味を持ちません。WhatsApp、WeChat、Viberなどの人気のあるコミュニケーション技術によって、私たちはかつてないほどお互いにつながることが可能になり、新興市場に大きなチャンスをもたらしました。世界中の何百万もの起業家や中小企業が、今まで以上にグローバル市場においてサービスで競うことができるようになったのです。 また、Amazon、Fiverr、Airbnb、Uberなどのグローバルマーケットプレイスやプラットフォームが急増したことで、仕事の探し方、商品の消費方法、さらには旅行の方法をも変えてしまいました。 さらに、Payoneerのようなクロスボーダー決済ソリューションを利用することで、世界中の何百万もの中小企業が、このような進化するマーケットプレイスで苦労して得た資金を簡単に受け取ることができ、最終的にはビジネスを成長、拡大させることができるのです。
新型コロナウイルス(COVID-19)によるEコマースへの影響
今回のパンデミックが世界的にEコマースを加速させ、消費者の購買行動を激変させたことは間違いありません。我々は、オンライン小売業者がどのようにして大きな成長を続けているのか、また、米国の調査ではEコマースが毎年高い成長率を遂げていることが分かったという興味深い見解をご紹介しました。新型コロナウイルス(COVID-19)のせいで全世界がステイホームせざるを得なくなったとき、我々はデジタルコマースに大きな変化を見ました。10年後に起きると予測されていた傾向が、わずか8週間で起きたのです。これは、Eコマースの利点をより多くの消費者が実感するようになり、パンデミックがこの傾向を後押ししたことを証明しています。
リモートワークの台頭
Eコマースだけでなく、パンデミックは間違いなく我々の働き方をも変え、世界中の多くの人々が従来のオフィスに行かずとも、自宅でより効率的に仕事ができることを証明しました。実際、大手ハイテク企業やソーシャルプラットフォームは、パンデミックが収束した後も、従業員に自宅勤務させることを発表しています。 より多くの企業や会社が従業員をリモートワークにシフトしたことで、「自宅勤務」と「Eコマース」の両方が加速し、今日のギグエコノミーからより多くのオンラインサービスに対する大きな需要が生まれています。オンラインカスタマーサポート、広告、ウェブ開発、SEO、マーケティングなどのサービスへの需要が急増したのです。
フィンテック企業の登場
このセッションでは、上記でご紹介したハイライトと動向に加えて、今日の盛況なフィンテック企業と、そのフィンテック企業がどのように世界中の意欲的なデジタル起業家を支援し続け、ビジネスを成長させているかについて、さらに深い見解を提供しています。 Beyondセッションの全容をご覧になるには、以下をクリックしてください。
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ECとリアルイベントの相乗効果
ECでも実店舗が大事になってきた2019年
2019年もEコマース(オンライン小売)における競争が激化し、インスタグラムなどのSNSプラットフォームを利用した広告にかかるコストがだんだんと増加するなか、EC専門ブランドは消費者間の認知度を高め、売り上げを伸ばすためにもオフライン(実店舗)に力を入れるようになっています。 オンラインで起ち上がる新しいブランドが増えすぎて認知度が高まらない現実を打破するため、ターゲット層の顧客にさらに近づくサービスを充実していくためにリアルイベントを実現する動きが出てきています。
Neighborhood goodsという事例
その中で再度注目してみたいのは、このような新しいオンラインブランドに対して、オフライン(リアル店舗)に展開するための売り場やツールを提供するテキサス州発のNeighborhood goodsです。 以前の記事(参照:マイクロブランドの台頭)の中でも少し取り上げましたが、これまでのデパートやモールとは違ったアプローチを持つデパートメントとして注目され、ちょうど今月2019年12月にNY チェルシー地区に第2号店がオープンし話題になっています。 Neighborhood goodsでは、取り扱うブランドの背景にあるストーリー、製品化されるまでのプロセスや個人的な動機は、アイテムそのものと同じくらい重要だと考えています。 Neighborhood Goodsは新しいタイプのデパートであり、世界で最もエキサイティングなブランド、製品、コンセプトの絶え間なく変化する風景を特徴としています。 それ以上に、Neighborhood Goodsはコミュニティであり、活気に満ちた物理的なスペースで、コンテンツなどを通じて、思いやりのある人々が買い物、食事、学習をします。
抜粋: https://neighborhoodgoods.com/ ホームページより
CEO Matt Alexanderの視点
CEOのMatt Alexander(Mark Masinterとの共同設立者)は、デパートのほぼ静的なレイアウトとサービスがある程度の「一貫性と信頼性」を提供する一方で、「退屈で変わらない」ことに着眼しました。 Neighborhood Goodsでは、これまでのデパートのように大箱を用意しますが、約40ものブランドそれぞれがブランドの美学と製品を強調できる店づくりをサポートします。 そしてブランドの魅力やストーリーを語れるスタッフ(ストーリーテラー)教育にも注力しています。 Neighborhood goodsのスタッフ教育は、商品の販売を目的に教育するのではなく、お客様との対話を大切にし、お客様からの意見やニーズを理解し、それをブランドにフィードバックする役割も担えることを優先目的としています。
イベントについて
店舗には、レストランやバー、イベントやワークショプなどに使用できるお洒落でオープンな共用スペースもあります。 そこでは毎週様々なイベントが行われていて、ブランドとお客様の学びの場であり、お客様同士のコミュニケーションの場であり、スタッフとお客さんが商品の使用感を体験する場であったりしています。 https://neighborhoodgoods.com/blogs/events
アプリを通じて各商品の情報提供に加え、チャット機能でスタッフに質問ができたり、セルフ決済などデジタル環境も整っていて、ブランド側の出店の際の手間が省かれる仕組みができています。
オフラインでのテクノロジーの活用
また店舗内の顧客のトラフィックや行動をテクノロジーで分析し、そのデータと販売データを組み合わせることで、各ブランドにNeighborhood Goodsでのブランドアクティベーションのさまざまな側面を評価できるだけでなく、ブランドの成功のさまざまな測定に相互に焦点を当てることができます。 多くのオンラインブランドにとって実店舗の出店は、資金、立地、契約条件など煩わしい問題がたくさんあるわりに、相次ぐモールやデパートの店舗閉鎖などで、出店のメリットが見えにくい状態が続いていました。 そんな中Neighbourhood Goodsでは、オンラインブランドが短期間でも実店舗をもち、ブランドが各々の目的を試すことを可能にしています。またその流動的で絶えず変化するスペースは消費者にも常に新鮮さを届けることに繋がります。
バックエンドデジタルプラットフォームの構築
Neighbourhood GoodsはシリーズAラウンドで1,100万ドルを調達し、総資金を2,550万ドルにしたと発表しました。 その資金は、会社がより多くの不動産を確保し、スタッフを増やし、サプライチェーンを強化し、すべてのブランドパートナーのためにバックエンドデジタルプラットフォームを構築するのに役立ちます。 そして次の出店予定地は、テキサス州オースティンのMusic Laneと呼ばれる新しい複合開発の一部であると発表されました。 そこには新しいEquinoxジム、靴メーカーAllbirds、フレグランスブランドLe Labo、アパレル小売業者ReformationおよびアスレジャーブランドLululemonも出店予定で、今後のNeighborhood goodsにどんな新しいブランドが店舗に出店するのか、その展開にも目が離せません。
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ECを自動化するShopify Flowのガイド
かつてビル・ゲイツはこう言いました。「ビジネスで使用されるあらゆるテクノロジーの第1の法則は、効率的な運用を自動化すると効率がさらに向上することです。第2の法則は、効率の悪い運用を自動化すると、効率がさらに悪化することです」。
Eセラーにとっては、販売のスケジュール設定、新規顧客へのパーソナライズしたウェルカムメッセージの送信、新商品のアップロード、ストアやソーシャルメディアチャンネルへの公開など、必要な仕事は山ほどあります。 実際には数分しかかからないような小さな作業が数百はあるでしょう。全体的に見ると、その時間が積み重なることで、Eセラーの生産性や成長が妨げられることもあります。ビジネスが拡大するにつれて、Eセラーとそのスタッフへの要求は増大します。そして旧態依然としたやり方では作業時間を削減することはできません。非効率で何度も繰り返す必要があるからです。しかも複雑さは増していきます。無限に続くように思えるこれらの作業をこなすには、もっと従業員を雇えば良いかもしれません。しかし、彼らの時間と労力にはコストがかかります。ビジネスを成り立たせるためには、別の良い方法があるはずです。 解決策はEC自動化です。具体的には、これらの手作業を合理化できるソフトウェアのShopify Flowが解決します。これにより、Eセラーチームは貴重な時間を取り戻し、ビジネスの成長を加速させることができるでしょう。
EC自動化とは何か?
簡単に言えば、EC自動化は一連のプロセスを生成するソフトウェアアプリケーションと関連ツールを使用することです。目標は、冗長性を減らし、タスクとプロセスを変換することで、効率を高め成長することです。 言い換えれば、さまざまな作業に煩わされることなく、収益を生み出す活動に集中できるようにする、人手を開放する運用方法です。 自動化は、次のようなさまざまな形式で行われます。
セグメンテーションとマーケティングのための顧客のタグ付けと報酬
ビジュアルマーチャンダイジングの最適化と標準化
トラッキングとレポートの効率化
不正使用の予防
どのような作業でも、すべて同じ目標に向かって取り組んでいるはずです。これらの数百の作業を自動化されたワークフローに変えることで、より短時間で多くの作業を実行できるようになります。
Shopify Flowを活用する方法
自動化は、時間をもっと重要で前向きな業務に割くことを可能にする方法です。Shopify Flowでは、使いやすいテンプレートが用意されていますので、数秒で自動化することができます。どのようなアプリケーション、サードパーティツール、またはワークアラウンドでも連携することができます。すべての業務が一元管理されることで効率化が図れます。 Shopifyによると、Shopify Flowは「企業内の相互に関連する役割や部門が導入した場合に、最も効果的に機能する」とのことです。以下に具体例を紹介します。
運用管理者 –
自動化は、さまざまな在庫、出荷、および商品関連のワークフローに使用できます。商品は、タイトル、SKU、または種類に基づいて自動的にタグ付けされ、コレクションに追加されます。これにより、ビジュアルマーチャンダイジングの標準化に役立ちます。
カスタマーサービス –
購入された特定の商品や注文の金額に基づいて顧客にタグ付けすることができます。これにより、カスタマーサービスは、パーソナライズされたお礼のメッセージや、ロイヤルティプログラムへの招待を即座に通知することができます。返品については、購入者をフォローアップするようカスタマーサービスに通知が行くので、顧客との強い関係を維持することができます。
不正使用の予防 –
Shopify Flowは、Shopify Plusのリスク分析機能を補強するために使用することができます。リスクの高い注文が特定されると、すぐにフラグが立てられます。社内のセキュリティや不正使用の専門家に通知が行き、実地調査ができるので、何千ドルもの損失も未然に防ぐことができます。
マーケティングや広告 –
新商品が追加されるたびにマーケティング部門に通知が行き、商品の詳細情報が伝えられるため、迅速に広告活動を開始できます。さらに、販売の変更を前もってスケジュールすれば、マーケティングチームはタイムリーにプロモーション計画を策定することができます。
ウェブ開発 –
EC自動化は、テーマの変更や商品化計画から、最適な決済・配送オプションの表示まで、すべてをカスタマイズすることができます。一度作成されると、更新するたびに繰り返しコーディングして書き直す必要はありません。開発チームはその他の業務に集中する時間がとれます。
Shopify Flowで自動化できるタスク
Shopify Flowはプロセスを自動化するために、トリガー – 条件 – アクションのロジックを使用します。以下は簡単に自動化できるタスクのリストです。
セキュリティ監視
在庫管理
広告管理
カスタマーセグメンテーション
トラッキングとレポート
パーソナライズされたカスタマーサービス
商品のターゲティング
配送
価格設定とプロモーション
ストアフロントのデザイン
これらのタスクを自動化すると、何千ドルもの経費はもちろんのこと、より多くの時間と労力を節約することができます。さらに、チームはその時間をもっと創造的な業務、販売とマーケティング、そして自己啓発のために使うことができます。
Shopify Flowはどのように進化したか
Shopify Flowがリリースされて以来、3,633社以上の企業が11億件に及ぶ意思決定プロセスを自動化しました。これはほぼ920万時間に相当します。それでも、Shopifyはこの自動化プラットフォームを強化して、Eセラーをさらに支援する方法を探求しています。 それには以下の機能が含まれています。
詳細なワークフロー監視 –
Shopify Flowにこの機能を組み込むことで、ワークフローの実行状況を一目で追跡することができます。すべての実行ワークフローのリストを表示してトラブルシューティングを容易にし、個々のワークフローの動作に対する可視性を高めることで、あらゆる問題に注力することができます。
自動化の新しい方法 –
Shopify Flowがワークフローを開始できるのは、下書き注文トリガーによって注文の下書きが作成され、カスタマーノートアクションが更新され、商品のフルフィルメント条件とともに「いずれか、すべて、または無しの条件機能」が含まれたときになります。
コネクタアプリケーシ –
Shopifyはさまざまなアプリケーションと連動します。インストールすると、それらのカスタムトリガーとアクションが自動的にShopify Flowで利用できるようになります。
結論
シーズン限定プロモーションのテーマ変更を展開する場合でも、顧客の基準に応じて支払いオプションを表示または非表示にする場合でも、Shopify Flowを使用することで大幅に時間が節約されます。 自動化は文字通りECの未来です。そして、Shopify Flowを使えば、ビジネスの構築と成長に注力することができ、その結果として収益の増加を実現することができるのです。
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アメリカでのシニア向けのEC
アメリカと中国の高齢化の現状 アメリカ合衆国国勢調査によると、65歳以上の高齢者は2035年までに18歳未満の子供を上回ると予測されています。2030年までに、5人に1人のアメリカ人がリタイア年齢になるだろうといわれてい […]
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越境EC(主にアメリカ)でのギフトマーケティング
日本のギフトマーケットと世界の違い
日本の贈答文化が世界にくらべて特有なものであることは、みなさんご承知ですよね。まず日本は他の国にくらべて儀式的にギフトを贈り合う機会がとても多いということです。 お年賀、お中元、お歳暮などの季節のご挨拶としての贈り物。出産、入学、成人、就職、結婚、新築 などなど人生の節目のお祝い。さらに誕生日、クリスマス、バレンタイン、旅行のお土産などのイベントギフト。きりがないと感じるほどあります。 そして他の多くの国との違いは、このお祝いに「現金」も贈られること、そしてその「お返し」のルールとマナーが存在することです。 日本で生活していると、きっとみなさんもお祝い金や品物をいただいたときに、「この場合はどのくらいのお返しをするのが一般的なのかな?」と調べたこともあると思います。 「現金」を贈り合うことが受け入れられているのに、「贈り物」の金額が受け取り手にわかることはためらわれるという稀有な贈答文化ですよね。
ギフトカード市場が日本でも活況に
そんな日本でも最近スーパーやコンビニのレジ横でギフトカードがぶら下がったラックを見かけるようになりました。アメリカではよくある風景ですが、日本でこれを見かけるようになったのはここ数年のことだと思います。 Amazonや楽天をはじめ、ゲーム、音楽、などオンラインショッピングの支払いの際、カードに記載されたコードを入力することで、贈られた金額分が使える仕組みのギフトカード。 アメリカでは贈り物としてギフトカードを利用することはよくあります。ギフトカードのデザインもいろんな種類から選べたり、こだわったパッケージに入っていたり、メッセージが付けれたりとギフトカード選びに迷ってしまうほどです。 近頃ではEメールで贈りたい金額を送るEギフトカードも頻繁に使われています。
ギフトレシートに見るギフトへの考え方の違い
また品物を贈る際にも、購入店が発行するギフトレシートをもらって、購入品といっしょに贈ることが一般的です。 もし受け取った人が贈られた品物を気に入らなかったりサイズが合わなかったりしたら、いつでも購入店で交換や返金できるようにするためです。
アメリカのギフト文化
アメリカのギフト文化が日本よりも気軽で合理的なのは、そこに日本のような「お返し」を意識することがないからかもしれません。 ギフトのラッピングでも、日本では慶事弔事で包装紙やその包み方がまで細かく決まりがありますが、アメリカでは、もしサービスがあったとしても箱や袋にリボンをつける簡単なギフトラッピングです。包装紙を使ってギフトラッピングを希望する際は別料金であったり、ギフトラッピング専門の業者に頼んだりします。 多くの人がラッピングの専門店でいろんなデザインの中から気に入ったラッピング用紙やリボンを選んで自分の好きなようにラッピングします。品物そのものより、いかにオリジナリティーのある素敵なラッピングができるかを楽しむ風潮もあります。 日本では比較的喜ばれているカタログギフトは存在しますが、アメリカではギフトとしての利用よりは、寄付金集めの目的として使われることが多いです。 ギフトサービスの定番、名入れについて さらにPersonalized service「名入れ」サービスもよく利用されます。専門店もたくさんありますし、(例:https://www.personalcreations.com/) 自社ブランド商品に「名入れサービス」を別料金(1000円程度)で提供するお店も多数あります。
日本の文化としてのギフトサービス
わたしたちはにとって儀式的で丁寧さを求められる日本の贈答文化は、つい面倒に感じ、気軽で合理的な欧米のギフトサービスのほうが取り入れやすく真似しやすい気がします。 しかしせっかく継がれてきたこの贈答文化のその形式だけにとらわれすぎず、優れている部分を見直すことで、もっと国内でも海外でも喜ばれるすばらしいサービスに発展できるのではないかと考えます。
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購買意欲をかき立てるマーケティング
目的の商品の選択をする際、さらにいえば、何かを買おうとした時の動機は何でしょうか?
Zig Ziglarが示す答えは、いたってシンプルです!「人々が買い物をするのは論理的な理由ではなく、感情的な理由からです」。
この意見にどれだけ異論を唱えようとも、実際に購入の意思決定は合理的な選択ではなく、予測不能な人間の感情に大きく左右するものです。Psychology Todayの「How We Convince Ourselves to Buy Products We Don’t Need」(不要な買い物を必要な買い物と思うには?)では、次のように書かれています。
「どのような論理的、合理的な思考も、強い感情には勝てません。なぜなら、感情で満たされた心は、常に説得力のある言い訳を思いつくからです」。
つまり、感情から生まれるショッピングの意欲を活用すれば、マーケターにとって、勝ったも同然です。ところで、感情から生まれるショッピングとは、正確にはどのようなものなのでしょうか?Eセラーがそれを活用するにはどうしたらよいのでしょう?そして、消費者を動かす最大の感情とは何なのでしょうか?
感情から生まれるショッピングを科学的に理解する
合理的な解析のみに基づいてショッピングの意思決定をすることは可能でしょうか?不可能とは言えませんが、そういう意思決定をすることはまずないでしょう。1994年、神経科学者のアントニオ・ダマシオ氏は『デカルトの誤り 情動、理性、人間の脳』(原題: Descartes’ Error:Emotion, Reason and the Human Brain)という本を出版しました。
この本は、脳が損傷を受けたために感情が失われた人達のケーススタディを集めたものです。
ダマシオ氏は、感情を失うことにより、意思決定が困難になることを発見しました。合理的な思考を司る脳の部分は問題なくても、感情を処理できなくなったことで、彼らは自分に与えられた選択肢について何も感じなくなってしまいました。感情が完全に排除されたことで、意思決定が非常に難しくなったのです。
これは、人間の脳が、意思決定を行う際には、感情を使用するように作られていることを示しています。もちろん、脳は合理的な思考が可能です。つまり、ショッピングの意思決定には、感情と合理的思考の両方が関与していると言えます。
ではどちらの方が強いのでしょうか? 購入の意思決定においては、論理的、合理的な思考よりも感情の方が大きな役割を果たすという証拠があります。何故でしょう?
Psychology Todayの『How Emotions Influence What We Buy』(感情は買い物の意思決定にどのように影響するか)では、次の観察結果を述べています。「消費者にとって、感情が持つ最も重要な要素は、感情がアクションの引き金になるということでしょう。感情が湧き起こると、人間は無意識に何らかのアクションを実行します。たとえば何かに襲われたときには、自分を守るために『戦うか、逃げるか』の選択をします。この際の意思決定を司るのは恐怖という感情です。
もっと身近な例えでは、自信喪失が引き金となって、肯定的な自我をサポートするため、最新のiPhoneを購入するという行為を引き起こすかも知れません」。
つまり、ショッピングをする時に、脳の感情を司る部分(大脳辺縁系)が合理的思考を司る部分(大脳新皮質)をショートさせ、バイヤーが与えられた選択肢に対して論理的ではなく感情的に反応してしまうことがある、ということなのです。
バイヤーに影響する主要な感情要素 すべての感情はアクションを引き起こすことがありますが、すべての感情が等しい影響力を持っているというわけではありません。一般に、反応を生み出すのに最も効果のある感情は5つだと言われています。それらは次の通りです。
恐怖
罪悪感
自尊心
貪欲
愛情
マーケターがこれら5つの感情を利用して購入の意思決定を促進するにはどうしたらよいでしょうか?次の例を考えてみましょう。
あるオムツメーカーが、競合商品よりも高価なオムツを売り込みたいと考えています。合理的に考えれば、競合他社のオムツと機能が同じであれば、母親は安い方を買うでしょう。
ここで感情が関与すると何が起きるのでしょうか?高価なオムツはより環境に優しいとアピールします。すると母親の中に罪悪感が芽生え、環境への影響が少ないオムツを選ぶのです。
あるいは、高価なオムツは赤ちゃんにとってより快適である、もしくはオムツかぶれが少ないとアピールします。すると今度は、赤ちゃんの肌の安全に対する恐れや、赤ちゃんへの愛情という感情によって、高価なオムツを選ぶことになります。
また、良い母親であるという自尊心も影響するかも知れません。
これらの些細な感情の要素が集まったとき、母親はふと高い商品を買う方が合理的な判断だと思い始めるのです。
この感情的な反応を引き起こすためには、自社のオムツがより環境に優しく、オムツかぶれを防ぎ、赤ちゃんにとって快適であるということをあからさまに主張する必要はありません。もっとシンプルに、たとえば緑の葉の絵、ローションのような水滴のイメージ、またはオムツ内部の素材の拡大画像などをラベルに示しておくだけで、こちらが望む感情的反応を引き起こすことができます。
好感度の要素を考える 最近の『BigCommerce』の記事において、好感度がマーケティングの成功への重要な要素であると指摘されています。この記事では、広告が記憶に残るかどうかの要因の80%は、好感度に関連することを発見した2005年の雑誌広告調査に言及しています。
「マーケティングメッセージの好感度が高いほど記憶に残りやすい」ということですが、広告が記憶に残るほど、ターゲットとする顧客の頭や心にはブランドメッセージが深く刻まれます。顧客の心にプラスの感情を引き起こせば、強力な関係を築くことができます。面白いことに、最初はマイナスの反応を引き起こした広告であっても、最終的にプラスの感情を引き起こすことに成功すれば、単なる合理的な思考に訴えるだけの広告よりも顧客の心に残ることが分かっています。
購買意欲をかきたてるためにEセラーができること
好感度の要素を強化して、感情から生まれるショッピングの反応を引き起こすために、Eセラーは何をしたらよいのでしょうか?
その方法はいくつかあります。たとえば、多くのEセラーは、マーケティングメッセージにユーモアを取り入れることが有効だということを発見しています。しかし、世界規模のマーケットプレイスでは、文化の違いからユーモアが正しく伝わらないこともあるため、注意が必要です。ユーモアを取り入れる場合には、顧客を楽しませることと顧客を侮辱してしまうことの間で、紙一重の所を行かなければなりません。
ブランドの好感度を向上させるには、ストーリー性をもたせることも有効です。人は小さい頃から物語が好きです。顧客に対して一貫したストーリーを発信することで、オーディエンスの頭と心の中にブランドイメージを定着させることができます。
また、言葉の選択は特に重要です。コピーに含まれるひと言ひと言が顧客にどのように影響するのかをよく考えてください。選んだ言葉は共感を呼びますか?あるいは顧客の心に突き刺さりますか?微妙な言葉使いの違いでも、コピーの雰囲気をがらりと変えてしまうことがあります。たとえば、ウェブサイトのCTA(Call to Action:行動喚起)を考えたとき、「こちらをクリック」と「商品Xをいますぐ手に入れましょう」のどちらが成功すると思いますか?
イメージの活用も重要です。たとえば、文章中のイメージ(暗喩や直喩)は理解されやすく、感情的反応を呼び起こします。その他に、視覚的なイメージもあります。イメージが鮮やかで活き活きとしていれば、バイヤーの感情的反応をさらに大きく膨らませられるでしょう。
しかしながら、鮮やかなイメージだけでは不十分です。たとえば、息を呑むような美しい映像と、感情を揺さぶるような音楽を使ったCMなのに、肝心の商品が何なのか分からなかった…という経験はありませんか?
このようなCMは、明確さも重要であるということの例です。
あなたのマーケティングコピーは、メッセージを明確に伝えていますか?
プラスの反応を呼び起こしますか?
コンテンツの各ピースは全体的なブランドメッセージに明確に繋がっていますか?
すべての答えが「イエス」であれば、感情から生まれる購買意欲を引き起こすのに効果的なコンテンツであると言えます。
親近感が売上を促進する
感情から生まれるショッピングのマーケティングにおいて、密接に関連しているもう一つの要素は親近感です。「親しさが軽蔑を生む」という諺がありますが、マーケティングの世界ではそうではありません。すべてが常に変化を続けるグローバルマーケットプレイスでは、慣れ親しんだ一貫したブランドメッセージは、消費者にとってある種の安心感を与えます。
B2Cの「Marketing and the Familiarity Principle」(マーケティングと親近感の原理)では、次のように説明しています。
「親しみやすさの原理とは、人間はよく目にする物を好むようになるという傾向のことです。簡単に言えば、最も広く知られたブランドが勝つということです。この傾向は消費者の間でも根強く、たとえブランドや商品について何も知らなくても、さらには知名度の高いブランドが一緒に売られている知名度の低いブランドよりも品質が悪くても、消費者は最も慣れ親しんだブランドを選ぶのです」。
親しみやすさは消費者を安心させるため、プラスの感情的反応を引き起こします。そこにユーモアや優れたストーリーといった意外性をほんの少しだけ添えれば、その感情はさらに強くなります。こうして商品が売れていくのです。
マーケティングのワンツーパンチ:感情と論理の組み合わせ
マーケティングにおいて強力な感情的反応を呼び起こすことは、ブランドを象徴化して、消費者がブランドメッセージに耳を傾けるようになるための手助けとなります。しかし、ほとんどの消費者は、自分の意思決定が論理的かつ合理的に行われたと信じたがるものです。
そこで、消費者が購入の意思決定を合理的に行ったと信じさせるための手段を提供することが重要です。ケーススタディやユーザーレビューなど、購入の意思決定を後押しするような情報をマーケティングコンテンツに追加しておくのも一つの手です。消費者が「拠り所にする」情報を用意しておくことで、感情に流されないバイヤーであっても、購入の意思決定へと進ませることができます。インターネットに通じた消費者の感情に訴えるためには、ソーシャルプルーフの活用も重要になりつつあります。
すべてを試す 購入の意思決定において、感情が果たす重要な役割を理解したら、消費者のプラスの感情的反応を呼び起こすことに集中しましょう。優れたストーリー手法や、ビジュアル効果を活用したり、親しみやすい一貫したブランドメッセージを発信したり、マーケティングキャンペーンにソーシャルプルーフを組み込んだりすることで、感情から生まれるショッピングに導けるよう、バイヤーを刺激します。
特に海外でマーケティングを展開する場合には、感情に訴えることで、競争に打ち勝つことができるでしょう。 海外取引で生じた国際商取引の売上金受け取りには、ぜひPayoneerアカウントサービスをご利用ください。
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2023年に知っておくべき Eコマーストレンド9選
新型コロナウイルス(COVID-19)の大流行により、オンラインで買い物をするようになった消費者が何百万人も増えたことで、この3年間でEコマースは急成長しました。
誰もがネットショッピングの人気は今後も続くと予想しており、世界のEコマースの小売売上高の成長は5兆ドルから2026年には8兆ドル超になると予測されています。
オンラインセラー数やEコマースの中小企業数も急増したのは驚くべきことではありません。多くのEコマース事業者がプラス成長を達成していますが、すべてのオンラインビジネスが成功するという保証はありません。
お客様の期待は変化し続け、新たな課題が発生したり、競合他社から足元をすくわれたりする恐れが常にあります。
しかし、Eコマースビジネスのオーナーは、2023年に何が起こるかを知っていれば、成功を収めるための準備ができます。どのようなトレンドが来るのかを知ることで、これからのビジネスチャンスを生かし、潜在的なリスクによるダメージを軽減する準備をしておけるのです。
そこで、専門家が2023年に来ると予測しているEコマーストレンド上位9選をまとめました。
1. オムニチャネルがすべて
2023年は、買い物をする際に、単一のデバイスやチャンネルに制限されていると感じなくなるでしょう。消費者は、商品のリサーチ、価格の比較、購入をチャンネル間でシームレスに完了できること、そして一連の購入の流れの中で、デバイスを切替えてもスムーズに購入が行なえることを当然と考えています。
その他のチャンネルとしては、BOPIS (=Buy Online Pay In Store、オンラインで注文し店舗で支払い) や、Apple Storeのように、消費者が店舗でApple製品に触れて、オンラインで注文して自宅へ届けてもらうというやり方が挙げられます。音声ショッピングや音声検索も、特に家庭用品や食料品、安価な電子機器などで伸びています。
2. ソーシャルコマースが拡大
ソーシャルメディアは、「Shoppable Instagram」などの機能により、新商品を見つけて、購入まで完了できる場としてますます人気が高まっています。ソーシャルコマースの売上は、2022年の9,920億ドルから2026年には2兆9,000億ドルに拡大すると予測されています。
Z世代は商品をおすすめするのにとりわけTikTokを利用しており、48%がTikTokから直接、商品を購入した可能性があります。
3. カスタマーサービスは新しい基準へ
お客様は問合せに迅速に対応してもらえることを期待し、WhatsApp、Instagram、Facebook Messengerなどの使い慣れたチャンネルを利用したいと考えています。ますます多くのEコマース事業者がチャットボットを導入しており、24時間365日体制で卓越したカスタマーサポートを提供しています。
また、お客様は返品方法が柔軟であることを求めており、67%の利用客が購入する前に返品条件に目を通すと回答しています。注文の流れ全体が可視化されていることも重要です。お客様は、荷物が今どこにあるかという状況や、最新の到着時間を把握したいと考えており、そしてもちろん、予定通りに届けるべきだというのは言うまでもありません。
4. 拡張現実とEコマースの融合
オンラインショッピングを利用する人の多くは、商品が届いたときに「期待どおりのものが届いた」という安心感を得たいと考えています。優れたEコマースブランドであるKipling、Warby Parker’s、Zappo’s、Sephoraなどは拡張現実を採用して、購入する前に衣服や眼鏡、化粧品を「試せる」没入型インタラクションを用意しています。IKEAには、自分の家に家具を置いたときのイメージが確認できるアプリもあります。
5. お支払方法の選択肢は拡大中
今日の買い物では、Apple Payなどの電子ウォレットに加え、暗号通貨もよく使われており、あらゆるデバイスでシームレスに支払いができることが期待されています。
オンラインセラーは、Klarnaのような柔軟な後払い決済 (BNPL) オプションなど、さまざまな支払方法に対応しておく必要があります。
同時に、決済情報はハッカーの侵入から保護されていることで、お客様に安心していただくことも重要です。幸いなことに、Payoneerの決済受付ソリューションであるPayoneer Checkoutは、さまざまな支払方法での安全でスムーズな支払いを可能にしています。
6. 持続可能性は検討事項
2023年には、消費者は環境に配慮した製品には喜んでお金を払うようになり、自分の価値観に合ったエシカルブランドを求めるようになるでしょう。また、買い物をする際には、持続可能な製品やフェアトレード製品を販売し、環境に配慮した包装や最小限の包装、持続可能な配送オプションを提供、リサイクルや詰め替えを簡単にしているオンライン事業者が選ばれるでしょう。
7. お客様は中古品販売に注目
持続可能性への関心や、インフレの進行により消費者の節約志向が高まったこともあり、中古品をオンラインで探す消費者が増えています。
中古品のEコマースは、衣服、書籍、靴、バッグなどのカテゴリで特に伸びています。消費者の多くは、ThredUp、eBay、PoshMark、Alibrisといった中古品向けマーケットプレイスに直接アクセスし、中古品の掘り出し物を探しているのです。
8. 個人向けカスタマイズ
実店舗は、Eコマースに取って代わられたかもしれませんが、それでも消費者は自分の好み、サイズ、買い物の傾向を熟知している店舗スタッフから、おすすめの商品を教えてもらいたいと考えています。オンラインでも同じように、お客様それぞれにカスタマイズされたショッピングの提案、お買い得情報、個人ごとの好みを理解した上でのコンテンツなどが求められています。
9. モバイルショッピング
最後に最も重要なこととして、モバイルショッピングの人気はまだまだ上昇中です。モバイルショッピングは新しいものではありませんが、2023年にはこれまで以上に成長すると予想されています。予測としては、世界のモバイルコマースの小売売上高は4兆5千億ドル近くに達し、小売Eコマース売上高全体の69.9%を占めると言われています。
そのため、オンラインショップのデザインは、レスポンシブ対応やモバイル対応だけでなく、モバイルファーストの設計をすることが重要です。また、Eコマース事業者は、Apple Payといった、スマホ用の支払方法を用意しておく必要があります。
卓越したEコマースが常にトレンド どのようなトレンドが来ても、PayoneerはEコマース市場を最大限に活用しながら、ビジネスの拡大を確実にする決済ソリューションを提供します。Eコマースの中小企業は、オムニチャネル、個人向けカスタマイズ、持続可能性、ソーシャルコマース、卓越したカスタマーサービスといったEコマースのトレンドに注意を払っていれば、2023年を好調な収益の年にできるでしょう。
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欧州のパートナー企業に聞く!2022年のEC業界のトレンドと今後の動向とは?
はじめに 2021年も大変な年でした。落ち着きを取り戻してきたと思ったところに、また次々と困難なことが起きました。世界中のEコマースセラーにとって、サプライチェーンやラストマイル配送業者などを巻き込んだ、さまざまな混乱が発生しました。 この一年をより深く理解し、そこに意味を見出し、可能な限り多くの教訓を得るために、非常に近しいヨーロッパのパートナーの方々から、最近のトレンドと2022年末までに予想されることについてお話を伺いましたので、ご紹介させていただきます。
2021年の振り返り
2021年は、エフォートレス・エコノミーの台頭で体現されたEコマースがさらに進化しました。Linnworksが行なった、エフォートレス・エコノミーに関する調査によると、46%の小売業者が、自身の小売業者を選択する際に、価格よりも利便性を優先していることが分かりました。 つまり、消費者はどこにいても、Eコマースをいつでも利用できる状態にあるということです。消費者は今や家から出ずとも、商品やサービスを購入することができるのです。その結果、ブランドや小売業者は、収益を維持するために、お客様がどこにいてもいつでも買い物ができるような販売形態に移行しました。言い換えれば、従来の物理的な実店舗のみならず、ソーシャルメディア・チャンネル、ウェブサイト、マーケットプレイスを通じてお客様へリーチするということです。 しかし、エフォートレス・エコノミーの台頭は、Eコマースの進化のほんの一面に過ぎません。ブランドは、デジタルチャンネルへの投資をより大きく、より深くすることで、この新しい世界でつながりを保つために変化していかなければなりません。私たちは、ブランドや小売業者は3つの分野に投資するとみています。ブランド構築、マルチチャンネルでの流通、オペレーションによる総合的なEコマース管理の確立の3つです。それは、シームレスに、かつ同時にEコマースチャネルをつなげるためです。
アグリゲーターの出現
昨年のこの時期は、Amazon FBA事業者の買収を積極的に検討していた、アグリゲーターやプライベートエクイティ・ハウスはほんの一握りでした。それから12か月、今では50を超えるほどになっています。 この業界が、投資先として非常に魅力的であることが早くも証明されたのです。この1年間に、Amazon FBAのブランドを買収するために、100億ドルという驚くべき資金が集められました。実際、アグリゲーターや資本がこの分野に参入してきたことは、セラーにとっては朗報でした。それまで一番良いとされたエグジット方法は、FBAマーケットプレイス経由でしたが、年間純利益の2倍~2.5倍で売却される事業者が珍しくありませんでした。 現在、業界へのあらゆる資本流入の中で、FBA事業者の需要が高まっていることから、売却価格は平均4倍まで上昇しています。これにより、セラーのFBA事業者に対する見方が変化しました。以前は副業やもうひとつの収入源として考えていたセラーの多くも、今では人生を変えるイグジットのチャンスとして捉えています。
サプライチェーン
需要の高まりは、セラーにとって非常に期待が膨らむことではありますが、今年がFBAビジネスオーナーにとって、楽しいことばかりだったとは言えません。Amazonでのサプライチェーンや物流の管理は、これまでと同様に大変な作業だったからです。在庫保管制限の導入、中国メーカーへの需要過多、スエズ運河封鎖事故、イギリスのEU離脱、パンデミック・・・など、挙げればキリがないほど、Amazonビジネスを行う上で最も困難な状況となりました。 その結果、Amazonセラーは、高度な在庫管理システムを使用し、注文に対する時間的余裕を確保し、サードパーティによる物流ソリューションを導入するなど、サプライチェーンの手順を万全にすることが不可欠となっています。私たちは、このような外的要因から影響を受けたことで、製造から保管にわたる在庫手続きを管理したり、Amazonによる在庫保管制限を効率的に管理するための複合的な予測ソフトを開発したりして、一企業としてカスタマイズされたソリューションを開発する機会に利用したのです。
キャッシュフローは、これまで以上に重要
サプライチェーンとキャッシュフローは表裏一体であるため、すでにパズルの重要な1ピースとなっているキャッシュフローは、Amazonビジネスの構造において、間違いなく最も重要な要因へと成り上がったのです。 キャッシュフロー計画を綿密に立てられなければ必ず失敗するということが、この一年間で明らかになりました。支出、広告費、再注文コスト、適用されるVAT (付加価値税)、そしてすべての固定費を予測できるか否かが、数百万ドル規模のAmazon事業者になるか、倒産する事業者になるかの分かれ道となります。 特にAmazonにおいて、FBAビジネスの収益性を把握するのは困難です。しかし、学ぶということが大事です。例えば、事業が急速に拡大していれば、理論上は年間を通じて収益が上がるはずです。が、最終的には銀行にある預金残高が開始時よりも少なくなっていることがあります。そのため、事業を継続的に拡大するための方法を学び、少なくとも、より多くの資金が必要になることを予測することが必要とされ、そのための資金調達を必要に応じて手配することが重要となります。
eVenturing社リード・ポートフォリオ・マネージャーTom Bryant氏 HUBOO (Hubooは、セラーが現在のトレンドに対応するのを支援するため、Payoneerユーザーに6か月間無料の「ハブ」保管場所をすべての入荷向けに提供しています)。 2021年は、Eコマースにとって素晴らしい1年でした。オンラインショッピングのトレンドは衰えることを知らず、新たなプラットフォームやマーケットプレイスが出現したことで、年末までに推定21億人がオンラインで商品を購入するだろうと予測されています。 また、今年は多くの人にとって諸刃の剣のような1年でした。サプライチェーンの様々な要因が影響を受け、輸送用コンテナの移動、輸送用コンテナの生産量の減少、輸送コストの上昇、重量物運搬車のドライバー不足、人員不足が引き起こされたことで、経済的圧力が生じた「最悪の状況」と言われています。パンデミック下での店舗閉鎖やネット販売の増加により、必然的に倉庫スペースの需要が拡大し、多くのセラーが厳しい状況に陥っています。 対処方法としては、機転を利かせて行動し、機転の利くパートナーと協業することです。 従来の倉庫やフルフィルメントセンターの多くは、繁忙期の需要に対応するため、スペースや人員を別の目的に活用するという柔軟性を持ち合わせていないということが、主な課題となっています。しかし、Hubooのようなソフトウェア駆動型のフルフィルメントプロバイダーは、こうした倉庫管理や人員配置の問題を軽減するため、繁忙期のための革新的なフルフィルメントソリューションを提供しているので、小売業者による利用が増加しています。サードパーティ物流業者によるパーツ・フルフィルメントも、小売業者にとって、保管、ピッキング、梱包、配送をすべてスケーラブルに行えるという安心感があるため、ますます魅力的な選択肢となっています。 Hubbo社パートナーシップ部門マネージャーSimeon Wynn氏
グローバルEコマースの専門家たちは、2021年がEコマースにとって多くの山あり谷ありの激動の年となったのを目の当たりにしてきました。パンデミックによって生じた混乱は未だ収まることを知らず、多くの産業を一時停止状態に追い込むほどの問題となりましたが、逆にEコマースはその恩恵を受けた数少ない分野の1つでした。 数か月に及んだロックダウンの影響で、イギリスやEU全域の実店舗の多くが閉鎖を余儀なくされ、人々は買い物をするのにオンラインマーケットプレイスのプラットフォームに頼らざるを得なくなりました。そのため、業界は活況を呈し、多くのクライアントが驚異的な業績を上げました。 しかし、今年、ヨーロッパのEコマースに大きな影響を与えた障害は、パンデミックだけではありません。長い交渉の末、イギリスは1月1日、ついにEU (欧州連合) から抜け出しました。EU離脱です。このため、セラーにとっては、サプライチェーン、フルフィルメントプロセス、その他に影響する新たな規則や規制が山ほどできました。イギリスはEUの単一市場および関税同盟に加盟していない状態になったため、EUとの間で輸出入を行う場合、異なる規則ができました。またその逆も然りです。また、書類作成業務や国境での税関検査が増え、EUは特定の品目の輸入に制限をかけています。 このせいで、セラーは第4四半期に向け、繁忙期用の在庫確保を間に合わせるための事前準備が必要となり、年内のスケジュールをすべて変更せざるを得なくなりました。Amazon FBAの在庫保管制限、配送遅延、税関での在庫の滞留などは、このような早期の準備が必要となった一例にすぎません。
GEE社ジェネラルマネージャーRiki Hooker氏
EUにおけるVAT (付加価値税) の立て直し
2021年、EUはEコマースに関する課税の新たな規則を導入しました。EUのVAT改革では、消費者に商品を販売する法人や、販売を促進するマーケットプレイスに新たな負担が発生しました。 この変更により、EU圏内への商品の輸入はすべてVATの課税対象となり、EU圏内での販売は買い手側の国で課税されることになり、Eコマースに携わる企業にとって新たな要件となりました。 また、EUでは、消費者への販売を報告するための新しい納税申告書、ワンストップショップ (OSS) と輸入ワンストップショップ (IOSS) が導入されました。 こういった変更は大いに頭を悩ますものとなりますが、どこにいようと、どこで販売しようと、すべてを自動化してくれるテクノロジーを利用すれば、悩む必要はありません。 Taxuallyは、実用的なチュートリアルを提供し、企業がこういった変更による影響を理解できるよう支援しており、ソリューションには新しいスキーム (OSSおよびIOSS) を導入しています。
Taxually社CEO兼共同創設者Stefan Mladenovic氏
2022年に向けて、小売業者は主に2つのことに注力する必要があります。 お客様をどう理解するか。 利便性は、カスタマージャーニー全体から感じてもらうものです。小売業者は、商品発見から購入、配送、そして返品・返金に至るまで、カスタマージャーニーを全体的に調査し、不具合が生じそうな場所を見極める必要があります。カスタマージャーニーを調査する際には、お客様がどんな人で、どこで商品を見つけ、どこで購入したいと考えているのかを理解しておく必要があります。 バックエンドをどう設定するか。 小売業者にとって、効率的かつ迅速に拡張できるようなテクノロジーを備えた組織を構築することはとても大事なことです。小売業者は、同時に複数のプラットフォームにログインしなくてもよいように、在庫管理や発送サービスなどのオペレーションがすべて繋がった状態になっていて、一箇所から迅速かつ効率的に注文を処理できるようにする必要があります。 お客様は、可能な限りパーソナライズされたエクスペリエンスを得ることができるようにしておくべきです。必ずしもひとつの方法がお客様すべてに有効とは限りません。その瞬間、お客様が何を求めているかということが重要です。例えば、ある商品は翌日には欲しいけれども、他の商品はもっと時間がかかっても構わないというような場合です。これはカスタマージャーニーのすべての構成要素に当てはまることで、その瞬間にお客様が何を求めているかということが重要です。販売方法だけでなく、商品面や配送面でのオプションを提供する際に、お客様にどのようにサービスを提供するかについても、マルチチャンネルにすることが大切です。お客様の利便性を中心に考えられたプロセスであることが重要なのです。
Linnworks社パートナーシップ部門責任者Andrew Thompson氏
2022年の予測 2022年以降も、マーケットプレイスの台頭は続くでしょう。 あらゆるブランドや小売業者は、マーケットプレイスと効率的に連携するためのアプローチと方法を理解する必要があります。マーケットプレイスには多くの選択肢があるので、消費者は価格などの要素に魅力を感じています。マーケットプレイスの場合、消費者が増えればセラーも増えるという複合的なビジネスモデルになっています。DTC (直販) は依然として小売業者の戦略の中核であるべきですが、小売業者はマーケットプレイスも販売戦略に組み込む必要があります。
総合型マーケットプレイスの細分化。
例えば、Amazonは総合的なマーケットプレイスであり、素晴らしい仕事をしていますが、2つの分野で競争が起きています。
ソーシャルメディア・チャンネル。
ソーシャル・チャンネルは、ブランドがそのブランド全体を提示する場を提供してくれるので、Amazonとは異なる方法で消費者を獲得できるという、非常に魅力的なものです。
カテゴリに特化したマーケットプレイスは今後も台頭してくる。
これらのマーケットプレイスは、特定のカテゴリにおいて、最終消費者により優れた購買エクスペリエンスを提供してくれます。マーケットプレイスの一番の目的は、消費者を獲得することです。マーケットプレイスが消費者を獲得し、需要を構築すれば、ブランドや小売業者はその消費者に何を売ればいいのか自然に分かるようになるというのがマーケットプレイスの考えです。また、マーケットプレイスは、ブランドや小売業者がマーケットプレイス上で独自のブランドを構築する方法についても注目しています。
Linnworks社パートナーシップ部門責任者Andrew Thompson氏
エグジット・エコシステムの事業化
今後、Amazon FBAのような分野が出てくれば、資本力のある企業が参入してきて、Amazonで業績良好な企業を一掃する可能性はますます高まるでしょう。 来年にかけて見えてくるのは、「多数のアグリゲーター」です。従来のプライベート・エクイティ企業がこの分野に目を向けるようになってきており、こういった企業がFBA事業者ではなく、Amazonアグリゲーターを複数、買収することを視野に入れるのは自然な流れでしょう。 アグリゲーターは、確立されたプロセス、運用チーム、Amazonブランドなどを持っているため、業界に関する膨大な予備知識を持ち合わせていなくても、市場に参入するための効率的な方法を提供してくれます。Amazonで販売していた個人企業家が、運用知識のあるチームを持つ機関投資家へ転向するのが散見されるように、2022年にはエグジット・エコシステムの事業化が劇的に進むでしょう。
地理的な拡大
2020年以前は、EFN (ヨーロッパフルフィルメントネットワーク) やPan EUといった仕組みがイギリスからも利用できたため、ヨーロッパへの販売はかなり簡単なものでした。しかし、イギリスのEU離脱以降、この2つの仕組みを利用できなくなったために、セラーはドイツに直接発送しなければならなくなり、必要な税関手続きや規制にどのように対処するかを理解しておく必要性が出てきたのです。 そのため、この1年半の間に、FBAに関わるほとんどの事業者が海外市場から撤退するか、海外市場への進出を控えるかを選択しました。2022年1月にEFN (ヨーロッパフルフィルメントネットワーク) が再開され、イギリスからEUへ輸送できる運送会社が増える中、運送エリアを拡大することで付加価値を上げられれば、業界に大きな影響を与えることになるでしょう。
eVenturing社リード・ポートフォリオ・マネージャーTom Bryant氏 […]