SWIFT送金について:Payoneerガイド

SWIFT(国際銀行間通信協会)は、世界中のすべての銀行をつないでいるメッセージシステムです。11,000以上…

SWIFT(国際銀行間通信協会)は、世界中のすべての銀行をつないでいるメッセージシステムです。11,000以上の機関がSWIFTに加盟しており、2020年には1日あたり3,500万件以上の取引が行われました。このシステムは1973年に、国際銀行が取引に関する情報を混乱なく送信するための方法として確立されました。

SWIFTは資金を保持しないため、取引を行うために個人のSWIFT口座が不要で、銀行が世界中に安全にメッセージを相互に通信するための手段であることを理解しておくことが重要です。

SWIFTは銀行によって始められたものですが、外国為替サービス、金融業者、銀行以外の金融機関などでも利用されています。SWIFTは、異なる銀行の口座間でも、国や通貨が異なっていても、お互いに支払いのやり取りができる、使いやすく安全な世界初のサービスです。

SWIFTコードとは?

SWIFTコードは、SWIFTシステム全体の土台となるものです。これは、関連する口座の銀行、支店、都市、国を識別する固有のID番号です。SWIFTコードの他に、SWIFT ID、銀行識別コード(BIC)、ISO9362コードとも呼ばれています。

なお、SWIFTコードは、銀行口座番号、銀行支店、銀行名、国名、都市名が含まれているIBANコードとは異なります。

SWIFTコードは、8文字または11文字で構成されています。8文字のコードの場合、最初の4文字が銀行名、次の2文字が国名、最後の2文字が都市名を表しています。11文字のコードの場合は、銀行の支店を表すのに使用される3文字が含まれます。たとえば、ミラノ市にあるイタリアの銀行、UniCredit Bancaの場合はUNCRITMMです。

  • UNCR=銀行名
  • IT = イタリア
  • MM = ミラノ

SWIFTを通じて海外への支払いを行う場合、SWIFTコード以外にも必要なものがあります。SWIFTコードは銀行名、場合によっては支店名までを識別するのみで、受取り口座の情報は全く含まれていません。支払いを完了するためには、次の情報も必要となります。

  • 入金の受取人の氏名
  • 送金先の口座番号
  • 送金先の銀行名と所在地

SWIFT決済の利用方法とは

銀行がSWIFTメッセージを処理する際、ノストロ(当方)口座、ボストロ(先方)口座と呼ばれるものを利用して取引が行われます。ノストロ(当方)口座は送金する側の銀行のことで、ボストロ(先方)口座は支払いを受け取る側のことです。2つの銀行において直接的な関係がある場合、つまりお互いに商用口座を保持している場合、SWIFTによる支払いは迅速かつスムーズに行われます。たとえば、イタリア・ミラノにあるUniCredit Bancaの口座から、タイ・バンコクにあるフリーランスの人のSiam Commercial Bankの口座に200ユーロを送金する場合の手順をご紹介します。

  • 銀行にフリーランスの人のSWIFTコード(SICOTHBK)を伝えます(SICOはSiam Commercial Bank、THはタイ、BKはバンコクを表しています)。
  • 双方の銀行が相互に商用口座を保有している場合、UniCreditは送金者の個人口座から200ユーロをSiam Commercial Bankの商用口座に引き落とします。
  • Siam CommercialはUniCreditの商用口座からフリーランスの人の個人口座に200ユーロを移動します。

一方、UniCreditとSiam Commercial Bankが相互に口座を保有していない場合は、双方が提携している別の銀行を経由して支払いを行う必要があります。しかし、送金側の銀行と受取り側の銀行の双方と提携している銀行がない場合はどうなるのでしょうか?その場合、最終的にSiam Commercial Bankに到達するまで、支払いは、商用口座を共有している複数の銀行を経由していくことになります。当然のことながら、この場合は取引コストが上がり、取引完了までに時間がかかることになります。

SWIFTでの取引に必要となる手数料とは

SWIFTは、サービスを利用する経由銀行に手数料を課すことで利益を上げています。つまり、SWIFTネットワークに加盟している各銀行や各金融機関は、SWIFTに取引ごとに手数料を支払い、さらに利用するメッセージの種別に応じて年間手数料を支払っています。

銀行はこれらの手数料を顧客に負担させているため、利用者はSWIFT取引を行う度に手数料を支払う必要が生じます。

支払う手数料額は、銀行側の利用量や国際決済に関する銀行の方針によって変わってきます。

また、支払いの一環として、ある通貨から別の通貨への両替が必要な場合は、為替手数料を支払わなければなりません。

SWIFT決済の処理にかかる時間とは

SWIFTの支払いは即座には完了しません。SWIFTは、すべての支払いについて、不正防止とマネーロンダリング防止のための審査を行っています。これには時間がかかりますが、その分、支払いの安全性が確保されます。

また、時差や各国の祝祭日、銀行側の手続きなどによっても、その分時間がかかります。

結論としては、送金側と受取り側の銀行に直接的な関係がある場合は、支払いの処理に1日、多くの中継銀行を経由する場合は4営業日かかることがあります。

SWIFTの代替手段としてPayoneerを活用するには

SWIFT取引にはSWIFTの利点がありますが、今日のグローバル化された世界では、より速く、あまりコストをかけずに国際商取引決済を行う必要があるでしょう。

Payoneerをご利用いただくことで、現地通貨で支払ったり入金を受け取ったりすることが可能で、為替手数料を節約することができます。さらに、Payoneerユーザーのアカウントに対する支払いは手数料無料で行うことができます!

SWIFTでの支払いをご希望の場合は、PayoneerよりSWIFTコードをご案内させていただきます。入金の受取りにかかる手数料なしでご利用いただけますので、1回の取引につき10~15ドルを節約することができます!詳しくは、以下をクリックしてご覧ください。

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